RapidKLが運営するLRTクラナジャヤ(Kelana jaya)線ですが、現在クラナジャヤ〜プトラハイツ間(13駅:17.4km)の延伸工事を行っております。既に線路や駅舎などはほぼ完成しているものの、開業予定は2016年第二四半期となっているようで、まだまだ先の話かなと思っておりました。
しかし、思った以上に急ピッチで工事が進んでおり、ちょっと様子が変だなぁと思いよく調べたところ、マレーシアの四半期は日本とは異なりイギリス式となっている為、第二四半期は4〜6月に相当する為、実際はいつサービス開始してもおかしくない状態にまで来ていたのでありました(本記事の執筆時点は6月25日)。
そして今朝方、やたらLRTが頻繁に行き来する音が聞こえて変だなぁと思いLRTの線路を見てみると、新しい軌道の上をガンガンに電車が走り回っているではありませんか!!!(笑)あくまでまだ試験運転の段階ですが。
その本気度たるや
こんなだったり
こんなだったりw
ガーン!(笑)という感じです。RapidKLよ、オマエ本気だったのか!とビックリしてしまいました。
というのもここマレーシアでは工事の遅延は当たり前で、あの国際空港であるKLIA2でさえ延期につぐ延期の上、更に延期。。。世界に恥を晒したあげく、しばらく開業は無理だろうと諦めかけた頃にようやくOpenしたという経緯があるからです。
ここはマレーシア。スケジュール通りに開業なんて無理。誰も予定なんて知らないし気にしてない、なんて思いが吹き飛ばされそうです。これはもしかしてもしかすると、本当に6月中に開業してしまうかもしれません(笑)。
今までだと、終点のクラナジャヤ駅に到着した電車は、しばらくそのまま走行した後、線路の途中で待機して、ホームまで折り返しKL方面に向けて運転をしておりました。
それが今回はそのまま延伸区間を走り抜けて行くではありませんか。
しかしよく見ると、通常は左側走行(前進のみ)のはずが左側を使って戻って来たりとかもしているので、あらゆる状況を想定して綿密な?テストが行われているのかもしれません(くれぐれも正面衝突とかしないで欲しいけどw)。
今のところRapidKLのホームページやメディアには実際の開業日および開業区間(恐らく全区間同時は無理)に関する記述は見られませんでしたが、本当に近いうち開業になるのは間違い無いと、今日の本気のテスト走行っぷりを見て確信しました。
LRTが開通すると、個人的には物凄く利便性が上がるので非常に楽しみです!
追伸) RapidKLのメディアリリースによると2016年6月30日(木)が開通予定であることが分かりました。その後、新しい情報は今のところ無いみたいなので、とりあえず期待できそうです(笑)。