マレー鉄道(KTM)寝台列車を廃止か?②


前回の記事でマレー鉄道西海岸線の寝台列車がどうやら2016年5月19日付で廃止されたっぽいことを書いた。しかし、マレー鉄道(KTM)のサイトを見てもその旨の記述は見られないし、南国新聞などの在馬メディアでも特に取り上げられていないようだ。私自身、ついこないだ(5月15日)乗車したばかりだったので本当かどうか、未だに信じられずにいる。

このマレー鉄道の寝台列車がいかに人気のある移動手段であるかは、多くの方がブログに乗車体験記を書いてある事から明らかだ。寝台列車の廃止は旅行好きの人々にとって一大事件なのだが、今のところまだ知れ渡っていないようでネット上でも廃止に関する情報は驚くほど少なく、特に騒ぎにもなっていないようだ。

今回はそれでも寝台列車を諦めきれない方へのアドバイスと、寝台列車が廃止されても敢えてKLからシンガポールへ鉄道で行く方法について記述したいと思う。

まずマレーシアにはKL〜Gemas〜シンガポール間を結ぶ西海岸線と、Gemasという分岐点からTumpatまでを結ぶ東海岸線(通称ジャングルライン)の2つがある。西海岸線に関しては今回のダイヤ改正後はほぼ期待出来ないと個人的に思っている。何故なら廃止の理由が電化という時代の流れだからだ。一方、東海岸線では今のところすぐに電化するような話はなく、引き続き寝台列車の旅を楽しめると思っている。

東海岸線というと2014年12月に水害で大ダメージを受け、しばらく復旧はしないのではないかと言われていたのだが、先ほどチケットを検索したところ、EKSPRES RAKYAT TIMURANという列車が23:31Gemas発、翌12:15Tumpat着という時間帯で走っているようなのでどうやら無事復旧したようだ。私自身、東海岸線は特に乗る必要性を感じなかった為、今まで一度も乗ったことがなかったのだが、今やマレーシアの寝台列車が貴重な存在となってしまった為、今度東海岸線経由でタイにでも行ってみようかと思う(とは言っても非常に遠回りだが)。価格は寝台の上段でRM40、下段でRM46だ。

あと西海岸線は直通の寝台列車が廃止となってしまった関係上、非常に使いづらい物になってしまったが、それでもKLからシンガポールまで全く行けないという事でもないため、一応行き方のメモを記述しておく。

まずKL Sentralからは電化されたETSがGemasまで走っている。11:49発、12:44発でGemasには14:10、15:10に到着する。値段はRM31と高くなった。またGemasからJB Sentralまではシャトルが出ており、14:50発、15:38発が乗換に最適だろう。JB Sentralにはそれぞれ18:40、19:50到着と、これまた随分時間が掛かる。値段はRM21。

またJB Sentralからはさらに別のシャトルに乗り換えなくてはならず、19:00、21:00、22:15と使いづらい時間帯のものしかない。値段はRM5。このシャトルを使う唯一のメリットとしては、鉄道専用の入管を使うことになるので、人が少なくあまり並ばなくて良い、というメリットがある。私は一度シンガポールからcauseway経由のバスでJohor入りした事があるが、あまりの人の多さにビックリした事がある。並ぶのが嫌な方は断然鉄道の入管を使うことをお勧めする。


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