マラッカ市内行き17番バスルート

マレーシアをよく知らない方に、マレーシアの印象は?と聞いても具体的なイメージがわかない人が多いです(笑)。ペトロナスツインタワーが出てくればまだいい方。

そんな方にも自信を持ってオススメしたいのが、マレーシア屈指の世界遺産、マラッカです。マラッカはKL近郊のTBSバスターミナルから長距離バスで約2時間半、RM10前後と非常に安く行くことが出来ます。

今回は旅の起点であるバスターミナル、Melaka Sentralからマラッカ市内までのバスの行き方をご紹介致します。

まずマラッカへの長距離バスですが、マラッカ市内まで行ってくれるバスはほとんど無く、Melaka Sentral止まりになります。

市内まではタクシーやUberで行ってもいいのですが、個人の旅行者の場合は市内バスが安くて便利なのでオススメ致します。

Melaka Sentralですが長距離バス(Inter State Bus)用と市内バス(Local Bus)用で大きく2つにターミナルが分かれております。

マラッカ市内行きは17番バスになります。料金は距離にもよりますが、RM2前後になるかと思います。

車内では現金の他、Touch’n goカードが使用可能です。その際は乗る時にタッチし、降りる時に再度タッチをして下さい。

降車時のタッチを忘れると、最大運賃(RM2.7)が課金されてしまうので要注意です。

なお17番バス自体は赤い車体と白い車体があるようです。マラッカ市内のクライストチャーチには必ず停まります。

その他、主な停留所としてはMelaka Megamallのスタバ前、Imperial Heritage Hotel前が使いやすいでしょう。

そして、ここまで読んで下さった方の為に、筆者お手製の17番バスのオリジナルルートマップをプレゼント致します(笑)。マレーシアの運ちゃんは気分でルートを変える事もあるので、ご利用は自己責任でお願いしますw。

それでは良い旅を!

Priority Pass ラウンジ体験記 in KLIA2③

KLIA2のラウンジ紹介シリーズ。今回は制限エリアGate L8付近にあるPLAZA PREMIUM LOUNGEをご紹介します。

KLIA2を利用された事のある方はご存知だと思うのですが、この空港は何と2回も!手荷物検査をやらされます。1回目は出国審査を終えてすぐの場所。2回目は各ゲートの手前の場所です。この厳重な検査のお陰で制限エリアも2段階に分かれる事になり、1度ゲート内に入ってしまうと他のエリアに行けなくなってしまいます(もっとも、ゲートを間違う客もいると思うので全く不可能では無いと思いますが、恐らく面倒です)。

というわけで今回ご紹介するラウンジは、いつでも気軽に行ける訳ではなく、たまたま出発ゲートがLだった場合にのみ利用できるという、奇特なラウンジになります。

まずKLIA2の構造ですが、上記の図のようになっております。国際線は大抵がゲートPかQ。たまにSingapore便等がゲートLでの発着になります。自分の利用する便がゲートLだった場合はラッキーですよ(笑)。

ちなみにGate Jというのは国内線が使用するゲートになります。国内線の場合は残念ながら非制限エリア(Gateway@KLIA2)にあるラウンジのみ使用可能です。

さてそれでは早速ゲートLのラウンジに行ってみたいと思います。出国審査を終え、右手に曲がるとゲートL方面になります。

このエスカレーターを降りると、ゲートLの手荷物検査場になります。他のゲートから出発予定の方は残念ながらアクセス出来無いと思います(しかし、挑戦者求厶!w)。

そして手荷物検査を終え、しばらく歩いて行くとゲートL8、L5付近にラウンジが見えて来ました!

結構派手な看板なので見過ごす事はまず無いと思います(笑)。早速入ってみましょう!

受付でPriority Passと搭乗券を提示し、サインするのはどこのラウンジでも一緒です。まずはWifiパスワードをゲットします。

ラウンジの様子です。広さはGateway@KLIA2のラウンジと同程度でしょうか。午前4時から24時まで利用可能のようですが、私が行った時は午前4時に手荷物検査場が開いておらず、アクセス出来ませんでしたw(結局4時半に開きました)。

ドリンクバーの様子です。あれ?アルコールが見当たらない。。。

おっと、反対側のカウンターにありましたね。しかしビールだけのようですが。ちなみにこのカウンターでは簡単な軽食をシェフがその場で作ってくれます。

ホットドッグを頼んだらこんなにケチャップが(笑)。マレーシア仕様です。

雑誌類もそれなりに充実してます。

このラウンジはゲートLの方でないと利用できないという希少性がありますが、シャワーも無く、24時間営業でもありません。

しかしGatewayのラウンジが混んでいた場合、こちらのラウンジを使用した方が空いていて良いと思います。シェフの作りたての料理が味わえるというメリットもあります。

Priority Pass ラウンジ体験記 in KLIA2②

前回の記事でGateway@KLIA2にあるPLAZA PREMIUM LOUNGEについてレポートしたのですが、思ったよりも狭いラウンジだなあという印象でした。しかしその後の調査の結果、私が見ていたエリアは氷山の一角にすぎず、実はもの凄く巨大なラウンジである事が分かりました(笑)。

汚い図で恐縮ですが、上記は当ラウンジの見取り図となっており、赤い部分は前回私が訪れたラウンジエリア、青い部分は宿泊・休憩エリアを表しております。何とこんなにも広大なラウンジだったんですね!確かに入り口にNap(うたた寝)と書いてありますしね。これはもう、ラウンジというよりトランジットホテルにオマケでラウンジが付いているかのようです。

いくらPriority PassのPrestige会員とはいってもベッドの使用は無理だろうと思いつつも、ダメモトで受付の方に聞いてみたところ、やはりラウンジエリアの利用しかできないと言われてしまいました(笑)。

ではこのエリアはどうやって使うのかというと、普通のホテル同様にAgodaとかで予約できてしまいます(笑)。宿泊できて、しかもラウンジ客同様に食べ放題、飲み放題が付いてきますので、ある意味おトクと言えるのではないでしょうか。空港の近くという事でTuneホテル等が競合らしいです(笑)。

また部屋のタイプも4タイプに別れており、予約する人数や利用したい時間に応じて柔軟に使い分けられるようです。

もう既にPriority Passとは関係ない話となっておりますが(笑)、これだけの宿泊客の存在を考慮すると、我々のラウンジ利用に関しても多大な影響が出ると思います。

通常、単独で行動するPP会員に対して、グループで来ている人間は、まず宿泊客であると見なして良いかと思います。それまで比較的空いていたラウンジが、何の前触れも無く一気に混んだりします(笑)。

参考までにラウンジには以下のような部屋が用意してあるようです。宿泊に興味のある方は読み進めてやって下さい。

SUITE

4時間、6時間、10時間、宿泊と選べる

高そうな名前だが(笑)、値段は最も安く、個人旅行者向け?

STUDIO

6時間、宿泊と選べる

名前はStudioなのに2段ベッドの部屋

FAMILY

部屋の作りは2タイプある?

6時間、宿泊と選べる

TRAVELLER

バックパッカー用の部屋のように見えるが、家族全員で部屋ごと借りる感じで、値段は最も高くFAMILYと同程度のようだ。

 

私は実際に宿泊してませんが、調べているうちに興味が出て来て(笑)、Agodaの情報を参考に内容を纏めてみました(実はPriority PassのサイトやPlaza Premium Loungeのサイトにも休憩や宿泊に関する情報はほとんど掲載が無い)。クチコミ情報によると毛布が無く、冷房が寒いらしいので、宿泊予定の方は注意したほうがいいかもしれません。

Priority Pass ラウンジ体験記 in KLIA2

日本の羽田空港国際線ターミナルには何故かPriority Passが使えるラウンジが1つもありません。一方、海外のラウンジの充実っぷりといったら、もう凄すぎです(笑)。今回はマレーシアのKLIA2(LCCT)のラウンジをご紹介致します。

KLIA2には使用可能なラウンジが3つ程ありますが、一番便利で使用する機会が高いと思われるのが、ここ非制限エリアGateway@KLIA2にあるPLAZA PREMIUM LOUNGEでしょう。24時間営業でシャワーも完備している為、早朝や深夜の便でも大丈夫です。

このラウンジの素晴らしい所は出国審査前のエリアにある為、出発時のみならず到着時もラウンジが使える点です。これなら羽田空港でラウンジが使えなくても何とか許容出来るかと思います。

それでは早速ラウンジを使ってみましょう。例のごとく、航空券とPriority Passを提示してサインするだけです。しかし、私は寝ぼけていた為か、Passportと航空券を提示してしまいました(笑)。

受付でWifi PasswordをGETして室内へ!ちなみにWifiの有効期限は約3hrです。

ラウンジ内は思ったより狭くてコンパクトな作りです。AC電源のある席は限られているので早めにおさえておきましょう。

早速ですが、頂きます!(笑)。今までは空港や飛行機の中でお金を払って食事をしておりましたが、今後はその必要が無いのが嬉しいです。朝食としても十分な内容です。

なお、食事の内容は時間帯でガラリと違います。一番充実しているのがランチタイム。深夜早朝帯は期待しない方が良いです。

アルコールはビール(カールスバーグ)のみですが、コーヒーや炭酸飲料などのソフトドリンクも充実しております。

シャワーはトイレと一体型ですが、綺麗に清掃されており、ブースの広さも十分でとても快適でした。

最初見た時はドライヤーが無い、と思ったのですが、引き出しの中にドライヤーのみならず歯ブラシ、ひげ剃り等のアメニティグッズが揃っているではありませんか!さすがトランジットホテル併設ですね。

マレーシアにお越しの際は、是非このラウンジを利用されてみては如何でしょう。とても快適な旅になるかと思います。

それでは良い旅を!

クルマのバッテリー上がり

とある事情で、愛車を某ビルの公共駐車場に10日間停めさせて貰った時の話。

自分のコンドミニアムの駐車場以外の場所にクルマを停めるのは、例え1泊だけであってもちょっと怖い(笑)。ここはマレーシアだし盗難やイタズラの可能性もあるからだ。ガラスを割られてナビやSmartTAG、貴重品等を盗まれた話なんかもよく耳にする。

なるべく停めてあるクルマの少なく、かつ安全そうな場所を選んで駐車。クルマを降りる際にライトの消し忘れは無いか、戸締まりはきちんと出来てるかはよく確認してからクルマを離れたつもりだった。

そして10日後。クルマの様子がとても心配だったが、駐車場に戻って来ると、停めた時と全く同じ状態でいて正直ホッとした。

しかし、安心したのも束の間。リモートキーが全く反応しない。ひょっとして電池切れかな?と思い、スペアのキーを使ってみたがやはり反応が無い。ボタンを押した時、赤いLEDは点くのでとてもリモコン側の故障とは思えない。

えっ、ヤバくない?と思って手で鍵を挿し込んでドアを開けた。集中ドアロックになっているので、普通だったら運転手側をアンロックすると、ガシャと音がして全ての扉が解錠するはずだが、それも無い。またリモートロックされている状態で手動でドアを開けるとアラームが作動するはずなのだが全く反応が無い。怖いくらい静かだ。

いや、これは絶対おかしい!誰かにイタズラされたかなと思い、車内を見渡したが、荒らされた形跡は一切なく、SmartTAGもそのまま残っていた。

これはバッテリー上がりかな、と思ってエンジンを掛けようとするのだが、キュルキュルともカチカチともいわず、全く音がしないのだ。メータ類の灯火もつかず、スモールライト等も全く点灯しない。

こんな現象は生まれて初めてで、イヤ〜なアブラ汗がダラダラ出て来た。とにかく落ち着け、冷静になれと自分に言い聞かせ(笑)、一旦駐車場を離れた。

原因をいろいろと考えてみた。

通常のバッテリー上がりと違って、物理的に電線を切られたような、電気が全く通じていないような症状だ。イタズラするにしても、誰がこんな高度な事をするだろうか。

私のクルマは新車で買ったので、物理的に故障するという事もまず考えにくい。そうするとバッテリーのターミナルの緩みかヒューズ切れか?と思い再度確認してみた。

ターミナルを一度緩め、再度締めてみたが変化なし。ヒューズボックスは開けてみたが、暗くて確認しづらい。ヒューズ切れである可能性は低いと思い、途中で止めた。

そして室内を再度確認してみたところ、何と!室内灯の位置がONになっていた(笑)。

絶対これが原因に違いないと思った。慌ててOFFの位置に戻す。確かに私は室内灯を夜に使った記憶があった。しかし、これを消し忘れた上に、まさかこの小さな灯りがバッテリーを全て消費し尽くし、電装類が一切使えない状況にまで追い込むとは夢にも思っていなかった。

ブースターケーブルをクルマに常備している知人に連絡。しかし繋がらず。。。

仕方なく、保険に付帯のロードサービスに連絡した。日本では通常、ロードサービスの使用は次回の保険料金には影響無いが、マレーシアだと確か影響すると思った。

待つ事1時間半、スクーターに乗ったおじさんがバッテリーを抱えてやって来た。二人乗りさせてもらい、地下の駐車場に向かう。バイクの後ろは何だか楽しい(笑)。

クルマの前に到着。ボンネットを開ける。バッテリーの電圧を測ってもらったところ、2.5V位だった(笑)。通常12V位ないとエンジンは掛からないので、他の電装が使えなかった事にも納得がいく。

ジャンプスタートにあたり、当然ブースターケーブルで繋げると思ったのだが、おじさんはバッテリーを抱えて、まるで9V乾電池同士を合わせるかのように、私のバッテリーの端子同士をくっつけた。こんなワイルドなやり方があったとは、目からウロコな気がした(笑)。

セルモーターは無事まわり、エンジンは一発で始動した。やはり単なるバッテリー上がりだったようだ。

念の為、バッテリーを交換するか聞かれたが、RM200ぐらい取られるみたいなので止めた。バッテリーは一度上がってしまうと、性能が劣化し、以前より低い電圧になってしまうようだが、過去の経験からエンジン始動には影響無いと思われるので、そのまま使う事にした。

硬い握手を交わした後、おじさんはスクーターの乗って颯爽と帰って行った。

バッテリーが再度充電されるまで、しばらくはエンジンは止められない。近所をクルマで走り回る事にした。マニュアル車なのでエンストがいつも以上に怖かった(笑)。

話は変わるが、うちの親父はいつも必ずクルマのルームランプをOFFにする。自分がDOORの位置にしても必ずOFFにするw。

DOORの位置にしておけば、車内が暗い時に光って便利なのに!とずーっと思っていたが、今回、その理由が分かった気がした。親父も過去にきっとルームランプのつけっぱなしでバッテリーを上げてしまった経験があるのだろう。

一見、DOORの位置はベストな気がするが、もしもどこかのドアが半ドアだった場合、今回と同じようにバッテリー上がりを起こすだろう。それを根本から防ぐにはOFFの位置しかない。

メーカはもう何十年もクルマを作っているのだから、消し忘れの防止回路でも入れてくれればいいのになと思った。1時間以上点灯しっぱなしだったら自動で消えるとか。

話は長くなりましたが、ここまで読んで下さってありがとうございました。スモールライトとルームランプのつけっぱなしはバッテリー上がりの主犯だと思いますので、皆さんくれぐれも気を付けて下さい!