普段LCCをメインに使い、格安旅行をしている私ですが、先日イタリアのミラノに行く機会があり、中国のフラッグシップであるエアチャイナ(中国国際航空)を使ったお陰で、とても安く旅行することができたので内容をシェア致します。
sdr
ヨーロッパというと、飛行機代が高いので行く前から二の足を踏んでしまう方が多いと思います。私もかつてはそうでした。しかし、このエアチャイナを知ってからというもの、最低でも年1回はヨーロッパに行きたいなという意識に変わってしまいました(笑)。
今回は飛得セール(2/20〜2/28)という、オトクなセール期間中にチケットを買いました。
その驚きのプライスですが何と!56,900円ポッキリ でした!これは片道ではなく往復 のお値段です!支払いはクレジットでしたがLCCのような高額手数料は掛かりませんでした。
しかも予約クラスがSだったお陰で、区間マイルが50%も付き、6,358マイルも貯まりました(ANAの国内線片道分に相当します)。
もちろんエアチャイナが安いのは知ってるけど、機内食が不味いらしいし、便の遅延も多いみたいだから怖くて使えないよ、という方もいると思うので、是非私の記事を参考にしてもらいたいと思います。
エアチャイナの凄いところは支払いと同時に、PDFの領収書&旅程表&eチケットが届き、これ以降は基本的に何も届かない事です(旅行直前のリマインドメールなども無しw)。
出発日当日には流石に不安になりましたが(笑)、成田空港の自動チェックイン機で無事発券出来ました(3時間半前から使用可能)。その後は有人カウンタに寄ることもなく、出国審査を経てそのままゲート側のラウンジに直行する事が出来ました(実は有人カウンタに爆買い中国人の長い列が出来て延々と待たされる、という地獄絵図を想像していたのですが、カウンタも何故か空いていました。平日の午後便だった為か?)。
今回は北京乗り継ぎの便だったのですが、北京からのチケットはどこで貰えるんだろうと思っていたら、成田の搭乗ゲートで私の名前を呼ぶアナウンスがあったので行ってみたら、そこで発券してくれました。ゲートには早めに行ったほうが良いみたいですね。
ゲートに行ってビックリ。何とお湯がいっぱい入ったカップラーメンを持ちながら列に並んでいる人がいるではありませんか(笑)。そうでもして食べたいのか、搭乗時刻になったので仕方無く並んでいるのかは不明です。
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機内に入りました。今回は窓側でラッキーです。成田からの便では座席前にスクリーンがあり、映画やゲーム等を楽しむ事が出来ます。
dav
A330の翼ってこんなに大きかったっけ?とビックリするぐらい大きく見えました。
dav
そしてウワサの機内食(笑)。とりあえずウドンをオーダ。食べてみるとウワサほど不味くもなかったです。ただちょっと油が多かったぐらい。成田のケータリングで日本人が作ってるんでしょうから、そこまで酷く無いのでは?という感じでした。
北京までは約4時間程。特に問題も無く快適な空の旅でした。
dav
さて問題はこれから。北京の空港は非常に広大で乗り継ぎも大変だというウワサも聞きます。私は国際線乗り継ぎの列に並んだつもりが、中国国内に入国の列に並んでしまったようで焦りました(笑)。近くに日本人の方がいて指摘してくれたお陰で助かりました。
国際線乗り継ぎの入り口は非常に狭く、奥の方にあり、かつ分かりづらいので、何も考えずにとりあえず列に並ぶようなスタンスだと非常に危険です。周りの人に多少図々しいと思われようとも、割り込みをして正確な列に並ぶことが何よりも大事です。
国際線乗り継ぎの場合でも手荷物検査をやるのですが、これが必要以上に厳しく、かつ効率が悪いです。モバイルバッテリーはチェックされるのであらかじめカバンの外に出しておきましょう。
sdr
私にとって超難関だった北京乗り継ぎを無事クリアし、ラウンジでくつろいでいる様子。それにしても人が全然いなくてビックリしました。中国だから席は人で溢れ話し声がうるさいイメージだったのですが(笑)。
ミラノへの乗継便は何と7時間後となっており、十分過ぎるほどラウンジで宅建の勉強&居眠りする事が出来ました(笑)。
dav
さてようやく乗継便のお時間です。時間は何と深夜1時(笑)。眠いのでタラップから落ちないか心配になります。
mde
そして深夜2時。深夜だからドリンクだけ出してくれれば良いものを、軽食のサービス(笑)。食べずにリュックに放り込みます。
そしてしばし睡眠タイム。北京からミラノまでは11時間もあり、途中で首とお尻が痛くなりましたが(予想に反して?)騒がしい客もおらず割りとよく眠れました。
そしてヨーロッパ空域に入り、もう少しでミラノ到着かな?という時に何とご丁寧に朝食のサービスが!(笑)
mde
自分は北京のラウンジで既にたらふく食べていた為、断ろうと思いましたがブログのネタになると思い、オムレツを注文。見た目不味そうな感じだと思いますが、本当に美味しく無かったです(笑)。ケチャップぐらいは付けて欲しかった。
下手に食べてしまった為、肝心なミラノのラウンジではお腹いっぱいでした(笑)。
dav
ちなみにここでお粥を頼むと上記のモノが出て来ます。これもまた不味い(笑)。北京にて積み込まれた機内食はどちらを引いてもハズレ間違い無しです(笑)。
また帰りのミラノ発の便の場合はパスタ(何とモッツァレラ付き!)も選ぶことが出来、わりと美味しかったです。
mde
sdr
機内食に関して中国発の便の場合は、まず期待出来ませんが(笑)、他の国発の場合は現地の食材を使ってるので美味しい場合がある、という印象でした。
あとエアチャイナの場合、機内でスマホは一切使えない(フライトモードでもNG)というのが注意点です。いじってるとCAさんに必ず注意されます。中国の民用航空法での決まりらしくて携帯の通信機能が引っかかるようです。逆にタブレット端末の場合は何故かお咎め無しらしい。4G対応の機種とかもあるのにね。
最後にエアチャイナの気づいた点をいくつか。
中国発の便の機内食はマズイ(笑)
今回遅延は無かったが、便によっては相当遅れるらしい。乗る便の定時発着率を事前に調べるべし!
北京乗り継ぎは要注意。決して気を抜かない事
中国ではGoogle,Facebook等が使えない為、事前に調べておくか事前にVPNの設定をしておく事
機内ではスマホは使えないのでタブレットを用意する事
国際線であれば乗客のマナーはさほど悪くないようだ
というわけでこの様な長文をここまで読んで頂き有難うございました。結論から言うと、エアチャイナによる格安で快適な旅は(機内食を除けば)特に問題無く実施可能、と言う事が分かりましたので、是非次回も利用したいと思います!(笑)