「クルマ」カテゴリーアーカイブ

クルマのバッテリー上がり

とある事情で、愛車を某ビルの公共駐車場に10日間停めさせて貰った時の話。

自分のコンドミニアムの駐車場以外の場所にクルマを停めるのは、例え1泊だけであってもちょっと怖い(笑)。ここはマレーシアだし盗難やイタズラの可能性もあるからだ。ガラスを割られてナビやSmartTAG、貴重品等を盗まれた話なんかもよく耳にする。

なるべく停めてあるクルマの少なく、かつ安全そうな場所を選んで駐車。クルマを降りる際にライトの消し忘れは無いか、戸締まりはきちんと出来てるかはよく確認してからクルマを離れたつもりだった。

そして10日後。クルマの様子がとても心配だったが、駐車場に戻って来ると、停めた時と全く同じ状態でいて正直ホッとした。

しかし、安心したのも束の間。リモートキーが全く反応しない。ひょっとして電池切れかな?と思い、スペアのキーを使ってみたがやはり反応が無い。ボタンを押した時、赤いLEDは点くのでとてもリモコン側の故障とは思えない。

えっ、ヤバくない?と思って手で鍵を挿し込んでドアを開けた。集中ドアロックになっているので、普通だったら運転手側をアンロックすると、ガシャと音がして全ての扉が解錠するはずだが、それも無い。またリモートロックされている状態で手動でドアを開けるとアラームが作動するはずなのだが全く反応が無い。怖いくらい静かだ。

いや、これは絶対おかしい!誰かにイタズラされたかなと思い、車内を見渡したが、荒らされた形跡は一切なく、SmartTAGもそのまま残っていた。

これはバッテリー上がりかな、と思ってエンジンを掛けようとするのだが、キュルキュルともカチカチともいわず、全く音がしないのだ。メータ類の灯火もつかず、スモールライト等も全く点灯しない。

こんな現象は生まれて初めてで、イヤ〜なアブラ汗がダラダラ出て来た。とにかく落ち着け、冷静になれと自分に言い聞かせ(笑)、一旦駐車場を離れた。

原因をいろいろと考えてみた。

通常のバッテリー上がりと違って、物理的に電線を切られたような、電気が全く通じていないような症状だ。イタズラするにしても、誰がこんな高度な事をするだろうか。

私のクルマは新車で買ったので、物理的に故障するという事もまず考えにくい。そうするとバッテリーのターミナルの緩みかヒューズ切れか?と思い再度確認してみた。

ターミナルを一度緩め、再度締めてみたが変化なし。ヒューズボックスは開けてみたが、暗くて確認しづらい。ヒューズ切れである可能性は低いと思い、途中で止めた。

そして室内を再度確認してみたところ、何と!室内灯の位置がONになっていた(笑)。

絶対これが原因に違いないと思った。慌ててOFFの位置に戻す。確かに私は室内灯を夜に使った記憶があった。しかし、これを消し忘れた上に、まさかこの小さな灯りがバッテリーを全て消費し尽くし、電装類が一切使えない状況にまで追い込むとは夢にも思っていなかった。

ブースターケーブルをクルマに常備している知人に連絡。しかし繋がらず。。。

仕方なく、保険に付帯のロードサービスに連絡した。日本では通常、ロードサービスの使用は次回の保険料金には影響無いが、マレーシアだと確か影響すると思った。

待つ事1時間半、スクーターに乗ったおじさんがバッテリーを抱えてやって来た。二人乗りさせてもらい、地下の駐車場に向かう。バイクの後ろは何だか楽しい(笑)。

クルマの前に到着。ボンネットを開ける。バッテリーの電圧を測ってもらったところ、2.5V位だった(笑)。通常12V位ないとエンジンは掛からないので、他の電装が使えなかった事にも納得がいく。

ジャンプスタートにあたり、当然ブースターケーブルで繋げると思ったのだが、おじさんはバッテリーを抱えて、まるで9V乾電池同士を合わせるかのように、私のバッテリーの端子同士をくっつけた。こんなワイルドなやり方があったとは、目からウロコな気がした(笑)。

セルモーターは無事まわり、エンジンは一発で始動した。やはり単なるバッテリー上がりだったようだ。

念の為、バッテリーを交換するか聞かれたが、RM200ぐらい取られるみたいなので止めた。バッテリーは一度上がってしまうと、性能が劣化し、以前より低い電圧になってしまうようだが、過去の経験からエンジン始動には影響無いと思われるので、そのまま使う事にした。

硬い握手を交わした後、おじさんはスクーターの乗って颯爽と帰って行った。

バッテリーが再度充電されるまで、しばらくはエンジンは止められない。近所をクルマで走り回る事にした。マニュアル車なのでエンストがいつも以上に怖かった(笑)。

話は変わるが、うちの親父はいつも必ずクルマのルームランプをOFFにする。自分がDOORの位置にしても必ずOFFにするw。

DOORの位置にしておけば、車内が暗い時に光って便利なのに!とずーっと思っていたが、今回、その理由が分かった気がした。親父も過去にきっとルームランプのつけっぱなしでバッテリーを上げてしまった経験があるのだろう。

一見、DOORの位置はベストな気がするが、もしもどこかのドアが半ドアだった場合、今回と同じようにバッテリー上がりを起こすだろう。それを根本から防ぐにはOFFの位置しかない。

メーカはもう何十年もクルマを作っているのだから、消し忘れの防止回路でも入れてくれればいいのになと思った。1時間以上点灯しっぱなしだったら自動で消えるとか。

話は長くなりましたが、ここまで読んで下さってありがとうございました。スモールライトとルームランプのつけっぱなしはバッテリー上がりの主犯だと思いますので、皆さんくれぐれも気を付けて下さい!

シンガポール 車での入国まとめ

マレー半島は陸続きの為、何とクルマで国境を超える事が可能です。日本では出来ない貴重な体験を、マレーシアにいる間に是非体験して頂きたいと思い記事を纏めました。

まずシンガポールはWoodlands(Causeway)とTuas(ツアス)という2箇所のチェックポイントから出入国が可能です。オススメはWoodlands INのTuas OUTです。このルートは最もToll charge(チェックポイント通行料)が安く設定してあり、渋滞の比較的軽いルートと思われます(合計S$5.9)。

またシンガポールではVEP(Vehicle Entry Permit)という車両入国許可料金 (通常S$35/日)が掛かりますが、国外登録のクルマの場合、年間10日間は無料の上、土日祝日入国分、平日午後5時翌午前2時入国分はカウントされないので、短期滞在の場合VEPはあまり気にする必要は無いかと思います。

さらにシンガポール国内ではERP(Electric Road Pricing)という、日本の高速道路使用料のような課金システムがあり、IU(In-Vehicle Unit:日本のETC車載器のような機器)が搭載されていない車は定額でS$5/日が掛かります。000072

なお、Toll chargeとVEP、ERPの詳細に関してはこちらのサイトを参照して下さい。

クルマで国境を超える際も、通常の海外旅行と同じ手順になります。まずマレーシア国境側にて荷物検査、出国審査。クルマに乗ったままパスポートをカウンターに預けます。出国スタンプを押してもらった後、橋を渡ってシンガポール側に移動します。

次にシンガポール側にて入国審査。同様にパスポートを提出します。この際、Autopassカードというクルマ専用のカードを持っていればリーダに通し、入国の記録をしておきます。

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まだ持っていない場合は、入国審査後、近くにクルマを停めておき、VEP/Toll officeにてAutopassカードを作成しておく必要があります(S$10内、カード代金はS$6)。

このAutopassカードはクルマ版パスポートといった位置付けで、クルマのナンバープレート、Road Taxの有効期限等のデータが記録されております。各クルマに固有のカードとなっている為、当然貸し借りや共有等は厳禁になります。出国するまでの間に、7-ElevenやMRT駅等でTop-upしておきましょう。

これで晴れてシンガポール入国が完了です!初めてのドライブはきっと感動する事でしょう。

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なお、シンガポール出国時は同様に入管にパスポートを預け、Autopassカードをリーダに通します。この際、Toll charge、VEP、ERP料金の精算が行われます。料金は自動的に引き落とされますが、何らかの原因でエラーとなった場合は出国審査後、近くにクルマを停めておきVEP/Toll officeにて現金で支払いが必要です。この際、administration feeとしてS$10が掛かります。

なお、このVEP等の費用を払わずに出国した場合はS$1,000の罰金が課されるようです。次回の入国時に何か言われるのでしょうか。さすが明るい北朝鮮ですね(笑)。