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Priority Pass ラウンジ体験記 in ウラジオストク

恒例のPriority Passラウンジ体験記。今回はついにロシア初上陸!日本からとても近い港町、ウラジオストクにやって来ました。

わりとキレイなウラジオストク空港

以前はこの空港にはPPで利用出来るラウンジは無かったようなのですが、2018年8月時点では2つのラウンジが利用可能です(うち1つはロシア国内線用)。

では早速ラウンジに向かってみましょう。ラウンジはAir side(制限エリア)にある為、出国時のみ利用可能です。まず出国審査を過ぎて真っ直ぐ歩いていくと飛行機の見えるエリアに突き当たります。

そこを右に進んで行くと、Gate 3の辺りに半透明のガラスが見えてきます。そこがラウンジの場所です。

あまりラウンジっぽくない外観w

なおこのラウンジはKorean AirやS7のビジネスの指定ラウンジでもあるようです。

韓国人が多い為かKorean Airの指定ラウンジでもある

では早速入室してみましょう!初ロシアなのでちょっと緊張しましたが、手順は他の国のラウンジと一緒です。搭乗券とPriority Passを見せてサインするだけ。

中の様子です。綺麗で広々としていますが、人もほとんどおらず、何故か殺風景な印象を持ってしまうのは私だけでしょうか?

ラウンジ内の食事の様子

とりあえずお腹が減っていたので、まずはブランチを頂きます!実はラウンジでご飯を食べる前提で、朝ご飯を食べずに早めに空港に来ました。ラウンジでのんびり寛ごうと思って。しかしフライトのキッカリ2時間前にならないと出国審査から先に通してくれない為、時間はよく計算して行った方が良いです。私は手荷物検査と出国審査の間の居心地の悪いエリアで30分も無駄に待たされました(笑)。

カウンターの様子です。アルコールが有料の為か、中に人が隠れています。コーヒーは無料ですが、わざわざ中の人に頼む必要があります。それと左手のペットボトルに注目!すべてミネラルウォーターなのですが、わざわざ銘柄が分かれています(笑)。

簡単な軽食とスイーツが食べられますが、無いよりマシぐらいのレベルで満足感はありませんでした。ドリンクも水ばっかり。まぁPraza Premium Loungeとかのレベルに慣れてしまうとこうなっちゃいますかね(笑)。

一応シャワーもあるが。。。

トイレ近くに一応シャワールームもありましたが、PPの公式サイトでは案内が無いので、使えない、もしくは使えても有料と思った方が良さそうです。

ラウンジ名で使われているPrimorye(プリモーリエ)ですが、ウラジオストクの街中では頻繁に目にする単語です。沿海地方という意味の様ですが、広大なロシアで(凍らない)海に面している地域はそう多く無いので頷ける表現ですね。

以上、ラウンジレポートでした。

海外キャッシング in ウラジオストク

今回は日本から最も近いロシアの観光地である、ウラジオストクでのキャッシング体験をまとめます。

私にとって、今回ロシア旅行は初めてであり、ロシアの通貨ルーブルは当然1ルーブルも持っておりません。他のブログを見る限り、現地での現金の両替はあまり期待できないようなので、空港での最初のキャッシングの成否が旅の運命を左右すると言っても過言ではありません(笑)。

今回の旅のお供に選んだのは海外キャッシングに定評のあるエポスカード。サブとしてセゾンカードも一応用意しました。

両方のカード共にキャッシングの繰り上げ返済に対応しており、利息を最小限に抑えることが可能です(ちなみに海外旅行通の間ではセディナカードのMasterブランドがキャッシング界最強のカードとして有名です。私も入手した暁にはぜひ、詳細を検証してみたいと思います)。

ウラジオストク国際空港

さて、いきなりですがウラジオストク国際空港に着きました(笑)。生まれて初めて行く国で、その国のキャッシュを持っていない事は恐怖以外の何者でもありません。SIMを買うのも電車乗るのもキャッシュが無かったら不可能かもしれません。それにこの国は旧ソ連。資本主義社会の常識が通じなくても不思議はありません。。。

そんな不安が頭をよぎる中、ATMを探してキョロキョロしていると左手のエスカレーター付近にありました!しかもいっぱい!

台数が多くて安心!ロシアのATM群

まるで旅行者を歓迎するかの様に、各銀行精鋭のATM達が迎えてくれていますw。その中でも一番メジャーそうに見える真ん中のATMを選び操作しました。

最初にロシア語の表記が出て来て、このまま操作したらヤバイかも!と思いましたが、戻るボタンのようなものを押したらLanguage Selectionの画面が出て、Englishを選択する事が出来ました。後はロシア語とのチャンポンになる事もなく、快適に操作出来ました。

実はATMの前でまごつくのがイヤだったので、小心者の私はあらかじめ4,000ルーブル(約6,600円)を下ろそう!と固く心に決めておりましたw。ただ4,000ルーブルの選択ボタンは無かったので金額を指定して入力しました。

するとATMから札束を数える気持ち良い音(笑)が聞こえてお金が出て来ました。ヤッター!旅の第一関門クリアです!

初めて見るロシアのお札。しかし防犯上の理由で撮影はせず、速攻で財布に収納w。

ロシアのお札(イメージ)

念の為、その時のレシートも載せておきます。ATMの画面でも、特に手数料の表示は出なかったと思います(ちょっと記憶があやふや)。

当時のレシート

その後、手に入れた現金を使って、早速現地SIMをゲット!インターネットが出来るようになると、早速エポスカードからメールが届いているようです。

おお、先程のキャッシングの結果がもう来てる!しかも日本円表示!換算レートも即時に分かります。これだからエポスカードは止められないんだよね!と1人で感動しておりました(笑)。

実際はカード会社側の手数料(提携ATM利用料)がプラス108円掛かっていて、エポスカードのアプリ等から確認できます(数日後に確認可)。

ちなみに一番上の390円というのはウラジオストク空港鉄道の料金(230P)です。カード払いの場合はメールは来ませんでした(→実は、利用額が1,000円以上の場合に限り届くそうです)。

さて、今回はキャッシングのお話なので、帰国後の返済に話が飛びます(笑)。

エポスカードの場合はインターネット(Pay-easy:ペイジー)で返済が出来るのですが、支払日(4日)の直前だった為、うまく行きませんでした。エポスが銀行に口座振替データを送付した後に返済すると二重支払いのような状態になり、アプリ等でもご利用金額が一時的に確認出来なくなってしまうようです(結局、繰り上げ返済した、と思っていた額は6日に返金されている事を確認しました)。

仕方が無いので支払日から数日経過した8日にエポスのATMで確認すると、再度支払いが可能のようでした。なおキャッシング分だけの支払いは無理そうで、ショッピング分も合わせた全額返済を行いました。

エポスATMの返済画面

キャッシング1回と書かれてある金額(13,395円)に元金と利息の合計が表示されております。

今回は4,000Pを2回に分けてキャッシングしましたが、エポス側の手数料(提携ATM利用料)はその他に表示されている216円(108円 x 2)。利息は合計でたったの71円!でした。

明朗会計なレシート(笑)

海外キャッシングは換算レートが良いだけでなく、明朗会計でボッタクリも無いので私は大変気に入っております(笑)。

それではまた。

オーロラ(Aurora)航空 体験記

8月に生まれて初めてロシアに行って来ました。場所は日本からほど近い、港町のウラジオストクです。この街は1992年まで旧ソ連の軍事拠点として、外国人はおろか許可された人間以外は立入禁止となっていた為、日本から近いにも関わらず、情報量が極端に少なく、秘密のベールに包まれた街となっていました。

ウラジオストク駅

まず、航空券ですが定番のスカイスキャナーで検索を掛けたところ、Tripair(トリペアー)という旅行会社が出て来ました。単に安いだけでなく、JPドメインであった為、トラブル時にも日本語で対応してくれそうな安心感があります。

往復で約4万円とまずまずの値段(ちょっと前までは10万円以上!が当たり前だったらしい)。行きはアエロフロートで帰りはS7という聞いた事もない航空会社だけどまあいいか、と購入を決意。

しかしネットでよく調べてみるとこの会社は日本の会社ではなく、ギリシャの会社でJPドメインを持っているものの、日本語サポートに対応しているわけではない事が判明しました(笑)。急に不安になって来ました。大丈夫か?!トリペアー!

結論から言うと、全く問題無く使えました(笑)。ただ行きの便がアエロフロートの機材では無く、オーロラ航空の共同運航便であった為、事前のオンラインチェックインは出来ず、空港のカウンターでのチェックインとなりました。

成田空港第1ターミナル

チェックインはちょうど2時間半前から開始となりました。マイナーなオーロラ航空の為かカウンターはガラガラ。一応アエロフロート繋がりで何とかSkyteamのメンバーの様です。Korean Airのマイレージカードが出せました。

ラウンジで寛ぐのが大好きな私は、当然この後Korean Airのラウンジに直行(笑)。しばし出発までの時間を楽しみます。

そしていよいよ搭乗時刻に。ゲートはラウンジのすぐ近くで助かりましたが、飛行機は別の場所にあるらしく、バスで空港内をかなり走ります。滑走路の奥にようやく見えて来た機体がこれです。。。

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ガーン。やっぱりプロペラ機でした(笑)。でもプロペラ機だなんて、日本の離島に行く時ぐらいしか使った事無いので、これはこれで楽しそうです。

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一応、機内にはビジネスクラスもあるようでしたが、シートもイマイチでエコノミーとの違いがあまり感じられませんでした(笑)。

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そして離陸。機体が小さい為、プロペラの音が大きく聞こえますが、これはこれで結構楽しい。海もキレイに見えました。

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途中、入道雲のような大きな雲に遭遇。機体が小さいから、この中に入ったら大変な事になりそうです。

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暫くするとドリンクのサービスが。あっ、LCCでは無かったんだ、と実感。しかしドリンク1杯のみです(笑)。オーロラの表記は英語だとAuroraですがロシア語だとABpopaとなり、奇妙な感じです。但しこのロシア語のアルファベットをきちんと読めるようになると、後々ウラジオストクの街中の看板が読めるようになるので、ちょっぴり嬉しいです(笑)。

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オーロラ航空の航路には樺太(ユジノサハリンスク)のみならず、北方領土(国後、択捉)まで載ってます!そこは日本の領土ですから!

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気を取り直して窓の外を眺めると、いかにも地球の上を飛んでるな、というような綺麗な風景が見れました。

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せっかく久々にプロペラ機乗ったんだから、トイレも見てやるか。そう思ってドアを開けようとするのですが開きません。よく見ると非常脱出口であってトイレでは無いようです。あやうく機外に脱出しかけました(笑)。それにしても紛らわしい表記です。トイレマークなどは一切使わずに赤地に白文字でEMERGENCY EXIT等の表記にすりゃいいのにね。

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そうこうしている間にロシアの大地が見えて来ました。いかにも日本とは異なる風景にちょっと感動。

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そしてウラジオストク国際空港に到着。またもや沖止めの為、バスで移動します。

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空港には韓国のLCCであるJeju airが泊まってました。この後、空港のみならず、街中でも大量の韓国人に遭遇する事になるとは、この時はまだ分かりません(笑)。

Passport Controlという入管に並びます。そういや入国カードは何処にあるんだろう?と思いましたが何処にも無い感じでした。どうやら検査官の方がパスポートをチェックするタイミングで作成する様でした。どおりで審査に時間が掛る訳だと納得。

以上、搭乗レポートでした。